2022年10月16日

【車両展示の穴埋めに】東日本旅客鉄道E233系7000番台宮ハエ102編成が相模鉄道の土曜休日71運用を代走

2022年10月15日、東日本旅客鉄道E233系7000番台宮ハエ102編成(ID-32・クハE233-7002以下10両)が所定では相模鉄道12000系が固定で充当される土曜休日71運用を代走し、本線の西谷(SO-08)~横浜(SO-01)間といずみ野線に入線する珍事がありました。
▲通常ではあり得ない『各停横 浜』と運用番号71を表示し、いずみ野線から本線へと合流する二俣川(SO-10)3番ホームに入線するE233系7000番台宮ハエ102編成
▲相模鉄道本線の始終着である横浜に注目を浴びながら堂々と佇むE233系7000番台宮ハエ102編成。この写真では折り返しが湘南台(SO-37)行きとなるために『各停湘南台』を表示しているが、通常ではいずみ野線湘南台に行くE233系7000番台の運用はない。
▲『快速海老名(SO-18)』や『快速横 浜』を表示するE233系7000番台宮ハエ102編成。実はこのE233系7000番台の快速運用も通常はあり得ない光景である。なお土曜休日71運用の快速は昼過ぎの1往復だけだが、朝には急行の運用が1本だけある。その急行と快速1往復のあいだはすべていずみ野線直通運用だ。

これは10月15日に開催された『川越車両センターまつり2022』に備えて、14日にかしわ台車両センターから12000系12102Fを車両展示のために川越車両センターに送り込んだため(12000系の川越線入線は約8ヶ月ぶりのこと)、その穴埋めとして川越車両センターからE233系7000番台宮ハエ102編成がかしわ台車両センターに送り込まれたことにより、14日の夜間から代走運用をしたものとみられます。なお12000系12102Fは10月14日の鉄道の日は平日74運用に充当されており、その再出庫運用はE233系7000番台宮ハエ102編成が充当されたものとみられ、そこから順当に流れた形になります。12000系は6編成に対して4運用(70番代の固定運用)をもっていますが、場合によっては他系列の穴埋めで固定運用以外にも充当されることがあります。12000系12105Fが検査明けの運用復帰を果たしていますが、予備が少なかったために貸し出されたのでしょう。

E233系7000番台が代走した14日の平日74運用(再出庫以降)は海老名発羽沢横浜国大(SO-51)行き(7200レ)、西谷発羽沢横浜国大行き(7202レ)があり、土曜休日71運用では早朝と夕方以降は埼京線直通運用ですが、その間は『急行横 浜』の運用が1本(1012レ)、そのあといずみ野線直通の運用で横浜と湘南台を3往復、そのあとに1往復の『快速海老名』『快速横 浜』での運用があり(2053レ2050レ)、『特急海老名』の運用が1本(3027レ)あります。

【E233系7000番台宮ハエ102編成の代走運用について】※列車番号は相模鉄道区間のみ
★平日74運用(再出庫以降)★
海2229→羽2300 7200レ
西0000←羽0000 定期回送
西2335→羽2337 7202レ

★土曜休日71運用★
海0543→宿0644 3120レ
海0813←宿0658 6221レ
海0820→横0854 1012レ
湘0943←横0901 6733レ
湘0948→横1028 6740レ
湘1111←横1032 6747レ
湘1115→横1156 6758レ
湘1243←横1201 6765レ
湘1246→横1326 6776レ
海1415←横1338 2053レ
海1423→横1457 2050レ
海1536←横1509 3027レ
海1541→宿1645 3132レ
海1757←宿1653 3139レ
海1804→宿1904 3144レ
海2021←宿1915 3153レ
海2032→宿2145 6264レ
海2300←宿2155 3169レ