2022年10月1日の721G列車(土曜休日21G運用)より、東日本旅客鉄道山手線E235系0番台東トウ15編成(クハE235-15以下11両)に、鉄道開業150周年を記念して、鉄道博物館に保存展示されている1号機関車をイメージして、前面部を黒く塗装し側面部にも黒いラッピングを施した『黒い山手線』が運転を開始しました。
▲E235系0番台東トウ15編成が年内限定で『黒い山手線』に変身した。前面部には鉄道開業150周年記念のヘッドマークを掲出するが、サブスクリプションの“Netflix”で広告ジャックされていて、外観が黒色であるために異彩を放っている。
▲先頭車には鉄道開業150周年のヘッドマークがある。どちらも同じデザインである。
この東トウ15編成はE235系0番台で初めて採用されたクリアテール仕様の編成で、落成時の前面部は鶯色に塗装され、ワイパー付近は鶯色と黒色のドット柄のようなデザインですが、前面部の周囲を含めてすべて黒色に塗装されたことにより、サブスクリプション“Netflix”の貸切広告とはいえど、E235系0番台のなかで異彩を放つ存在となっています。車体側面部には“Netflix”のロゴマークと鉄道開業150周年ロゴマークがあしらわれているほか、両先頭車のクハE235-15・クハE234-15には鉄道開業150周年のヘッドマークが掲出されています。今年いっぱい(12月31日まで)はこの姿で運転されるようです。