2022年10月13日、東日本旅客鉄道185系0番台で最後のサロ185形0番台2両組込みの10両固定編成である宮オオA1編成(クハ185-1以下10両)が所属先の大宮総合車両センター東大宮センターからEF64形1030号機に牽引され長野総合車両センターまで配給輸送されました。全車両が廃車解体処分されるものとみられます。
▲鉄道開業150周年記念の鉄道の日の直前、185系0番台最後のサロ185形0番台2両組み込みの10両固定編成、宮オオA1編成が住み慣れた地を離れ旅立った。長野総合車両センターには鉄道開業150周年記念の鉄道の日当日の到着だ。これによりサロ185形0番台と10両固定編成のA編成が完全消滅となった。なお0番台は元付属編成の宮オオC1編成が最後まで残る。
▲大船(JT-07)に進入185系0番台宮オオA1編成。トップナンバーが保存されることはなさそうだが、約40年にわたって活躍した『踊り子』の記憶は色褪せないだろう。
185系0番台の廃車解体に伴う配給輸送列車は宮オオC1編成のサハ185-1、宮オオC2編成のクハ185-4・サハ185-2・クハ185-104以来ですが、A編成では宮オオA7編成以来のこととなります。宮オオA1編成の廃車解体処分により、サロ185形0番台と10両固定編成のA編成が完全消滅となりますが、0番台自体は宮オオC1編成の6両のみとなります。なおこの編成についても前面部のロールマークやシンボルマーク、側面部の行先案内表示器は抜き取られていました。なお200番台は宮オオB6編成・宮オオOM04編成・宮オオOM08編成が残っていますので引き続きの動向が注目されます。宮オオB6編成以外は動く気配があまりありませんので…。
【185系0番台・200番台在籍状況】※2022年10月14日現在
全4編成26両
《0番台》在籍数=6両 C1 《200番台》在籍数=20両 B6・OM04・OM08