2022年10月8日、東日本旅客鉄道南武線や鶴見線の車両が所属の鎌倉車両センター中原支所にて『鉄道開業150周年記念!205系夢の共演!現存する神奈川の205系大集合!撮影会 in 鎌倉車両センター中原支所』が開催され、2022年3月までに定期営業運転を終了した205系500番台横コツR1編成(クハ205-501以下4両)が7日に車両展示のため鎌倉車両センター中原支所に自走回送されました。
▲東海道線と接続する茅ケ崎(JT-10)と横浜線橋本(JH-28)を寒川・原当麻経由で結ぶ相模線で活躍した205系500番台。残存する5編成(20両)のうち横コツR1編成が展示車両となり、なんと南武線に初入線を果たした。なお鎌倉車両センター中原支所には南武支線向け205系1000番台と鶴見線向け1100番台が在籍する。
8日のイベントでの展示車両は205系500番台横コツR1編成、1000番台横ナハW1編成、1100番台横ナハT11編成、E233系8000番台横ナハN1編成、8500番台横ナハN36編成(クハE233-8570以下6両)がそれぞれ使用されました。205系500番台は実は南武線初入線で、営業運転をしていた時にはあり得なかった光景ですね。またE233系8000番台・8500番台はヘッドマークの掲出も行われました。205系500番台は廃車が進んでおり、残るは横コツR1編成を含む5編成となっています。神奈川県内で205系が活躍する線区は南武線支線と鶴見線だけとなっていますからね。展示車両となった205系500番台横コツR1編成は8日イベント終了後に返却され、国府津車両センターへ戻っています。