2022年10月12日、東日本旅客鉄道185系0番台宮オオC1編成のサハ185-1と宮オオC2編成のクハ185-4・サハ185-2・クハ185-104の合計4両が所属先からEF81形139号機の牽引で郡山総合車両センターに配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲中間電動車が1両もない185系0番台の余剰車4両が郡山総合車両センターへ旅立つ。上野(JU-02)寄りからクハ185-4+サハ185-1+サハ185-2+クハ185-104と組成され、先頭車のシンボルマークと愛称表示器・種別行先表示器はイベント開催時の販売用に抜き取られた。
185系0番台宮オオC1編成と宮オオC2編成はいずれも5両固定編成で登場、特急『踊り子』の付属編成(11号車~15号車)として使用されていました。このうちの宮オオC1編成はサハ185-1を抜き取り、宮オオC2編成から抜き取られた中間電動車2両が組み込まれ、0番台では初となる6両固定編成に組成されていました。今回輸送されたのはその余剰車両4両で電動車が1両もありません。なお前面部のシンボルマークと愛称表示器のロールマーク、側面部行先案内表示器が抜き取られており(側面部は『回送』と書かれた紙を表示)、鉄道部品の販売に活用されたものと思われます。宮オオC1編成から抜き取られたサハ185-1は宮オオC2編成のクハ185-4とサハ185-2の間に組成されました。なお宮オオC1編成は一度だけストライプ塗装で団体専用列車に使用され、新幹線リレー号の塗装に変更され注目を集めています。
【185系0番台・200番台在籍状況】※2022年10月13日現在
全5編成36両
《0番台》在籍数=16両 A1・C1 《200番台》在籍数=20両 B6・OM04・OM08