2022年10月14日

【鉄道開業150周年】本日10月14日は『鉄道開業150周年』記念の『鉄道の日』です

2022年10月14日は『鉄道開業150周年』記念の『鉄道の日』です。各地で鉄道開業150周年にちなんだ様々なイベントの実施や特別団体専用列車の運転が行われており(一部残念ながら中止になったところもありますが)、盛り上がりを見せていますね。
▲東日本旅客鉄道山手線のE235系0番台1編成が鉄道開業150周年記念でサブスクリプションの“Netflix”の貸切広告とコラボした『黒い山手線』となって運転されている。両先頭車には鉄道開業150周年ヘッドマークが掲出されている。東トウ15編成(クハE235-15以下11両)が当該であるが、運転されない日もあるので注意してほしい。
▲東日本旅客鉄道の団体専用列車が中心の185系。宮オオB6編成だけ孤軍奮闘のイメージがあるが、実際には5編成36両が残存する。宮オオB6編成と新幹線リレー塗装になった宮オオC1編成が団体専用列車に入る可能性はある。残存する全5編成も廃車が予想されるが、保存される可能性はないのだろうか。

今回の『鉄道の日』は鉄道開業150周年という節目ということで、東日本旅客鉄道の首都圏エリアでは通常では土曜休日限定のフリーきっぷである『休日おでかけパス』・東京23区内のみ乗降可能な『都区内パス』の鉄道開業150周年デザイン仕様が指定席券売機での限定で発売されます。いち鉄道ファンとして、節目の年を無事迎えられることを光栄に思います。ちなみに10月14日は平日ダイヤですが、鉄道開業150周年の鉄道の日ということで、この日限定で休日お出かけパスが利用できます(指定席特急券を事前購入すれば特急列車にも乗車ができる)。休日お出かけパスで平日のみ限定の特急列車(通勤特急の『湘南』・『はちおうじ』・『おうめ』など)に乗るというのも10月14日限定でできます。なお休日おでかけパス・都区内パスの鉄道開業150周年仕様はともに各駅の指定席券売機で11月24日まで購入できます。ただし自動券売機や多機能券売機やみどりの窓口での発売はありませんのでご注意願います。

ところで、鉄道の日の翌日になんと大規模工事を行う路線があります。それが青梅線(東京アドベンチャーライン)です。10月15日(14日終電後)の0時30分から16日初電前の3時00分頃まで、中央線東京(JC-01)~大月(JC-32)間・青梅線立川(JC-19)~青梅(JC-62)間で導入予定のグリーン車サービスに備えて、青梅1番線・2番線ホームを2両分延長する工事が実施されます。このために河辺(JC-60)~日向和田(JC-64)間にて終日運転見合わせとなります。また運転区間でも減便が実施され、立川~河辺間は1時間4本、日向和田~奥多摩(JC-74)間は1時間1~2本程度の運転となります。運休区間では代行バスが走りますが、この区間では切符を購入のうえ利用してください。立川からやってくる列車は五日市線直通列車を除き(土曜休日のホリデー快速おくたまは含まれる)、すべて河辺発着となります。また東隣の東青梅(JC-61)は1面2線の島式ホームで青梅方が単線、立川方が複線となっていますが、ホーム延伸工事の際に踏切の制約上、現行の1面2線の維持が不可能となるため、立川方に分岐器を設置して現在の1番線をなくし(双方向とも2番線のみを使用予定になる)、1面1線の単式ホームとなり、東青梅での行き違いができなくなります。また河辺ではホームが増設されるようで、もしかしたら東青梅の単式ホーム化で河辺~青梅間の本数が減る可能性があります。

鉄道開業150周年を記念して、私が幼少のときから向き合ってきた鉄道で一番思い起こされるのは2014年12月。地元から小田急電鉄小田原線、東日本旅客鉄道中央線の各駅停車(この当時はE233系0番台による東京(JC-01)発着の各駅停車があった)に乗り、東京駅開業100周年のSuicaカードの購入のために並んでいたときに起こった騒動でしたね。当時私は自宅の最寄りから小田急電鉄小田原線の初電車に乗り、新宿(OH01,JC-05)を経由して東京に到着して当初の発売開始時間(8時00分)の1時間以上前から列に並んでいたのですが、この時は徹夜で並んで購入することはできないと告知されていたこともあり、それを守っていたのですが発売開始(実際には発売開始時間を前倒しした)から約2時間半で発売が中止され、現地で購入できなかった人たちが詰め寄るなどしていた現場を見たのを思い出します。結局後日発表のあったネットでの予約発売となり、私も実際に購入しました。磁気のICカードなので実際に使っているのですが、私の記憶のなかでは現地にいたということもあり、一生忘れられない出来事にもなりました。