2022年10月28日

【新横浜線経由での返却】相模鉄道20000系20107F(10両固定編成)、東京地下鉄和光検車区から返却される

2022年1月から東急電鉄長津田検車区に甲種輸送され、元住吉検車区および東京地下鉄和光検車区(新木場分室を含む)に貸し出されていた相模鉄道20000系20107F(10両固定編成)が10月27日に新横浜線を経由して所属先であるかしわ台車両センターに自走回送されました。同系列が新横浜線を経由しての車両返却は初めてのことです。
▲2022年1月以来、約9か月ぶりに相模鉄道に戻ってきた20000系20107F。貸出の際には新横浜線の線路が繋がっていなかったため、数日間をかけての甲種輸送にて実施されたが、返却の際にはすでに新横浜線の線路が繋がっていたことから、長津田検車区からの甲種輸送の必要がなく、自走回送になったものと思われる。

この編成は今年1月からかしわ台車両センターからの甲種輸送により東急電鉄や東京地下鉄に貸し出されていましたので、約9ヶ月間、訓練をしたことになります。この当時は新横浜線の線路が繋がっていなかったため、数日間の甲種輸送で東急電鉄長津田検車区に到着し、自走回送で貸出先の元住吉検車区に移動、さらには東京地下鉄和光検車区(新木場分室を含む)にも貸し出され、副都心線での試運転などが行われていました。今回の返却回送は新横浜線の線路が繋がったために実現したものであり、今後の車両の貸出や返却は新横浜線を経由して行われることになりそうです。20000系8両固定編成の21101Fの返却回送も新横浜線経由になりそうですね。ちなみにこの20107Fは編成識別番号がありませんので、“007”の数字を貼付する可能性があります。