【1編成に2種類？】小田急電鉄8000形8066F+8266Fの車内照明が蛍光灯からLEDに交換される

2022年10月14日の6754レ→1354レ(平日E12運用・海0508→宿0604)より、小田急電鉄8000形8066F+8266Fの車内照明が8066Fのクハ8066を除く、全車両の蛍光灯からLED式タイプに交換され運用に入りました。この先も8000形のLED照明への交換が予想されます。

▲車内照明が蛍光灯からLEDに交換され運用に入った8000形8066Fと8266F。このうちの8066Fのクハ8066のみ東芝ライテック製のものが試験搭載されているため、1編成に2種類のLED照明が搭載されていることになる。

8000形の車内照明は8065F+8265F以来の交換となりますが、LED照明の試験車両のクハ8066以外での交換は8066Fが初めてと思われます。2011年度のリニューアル更新工事から車内照明のLEDを試験するようになり、8066Fのクハ8066は東芝ライテック製を搭載し、8060F・8062Fに本格採用されました(このタイプのLED照明は4000形4065F・4066Fと同じだが、4000形の方は調光機能をもつ)。クハ8066のみLED照明を試験した関係により、8066Fに限って編成中に2種類のLED照明が混在することになりますね。一方の8266Fでは今まで蛍光灯のままでしたので、就役後初めてLED照明に交換されたことになります。これでクヤ31形との連結に対応する2編成とその相方が一足先に蛍光灯からLED照明へ交換された形になりました。

1000形は1058Fと1251Fが廃車除籍処分となったことで、残存した全14編成がLED照明となったほか、3000形では主に8両固定編成とリニューアル更新工事を受けている編成で交換が予想されますが、それ以外の編成での交換も進むのでしょうか。

【8000形のLED照明への交換状況】※2022年10月14日現在

《未交換》

4両固定編成…8051F・8052F・8053F・8054F・8056F・8057F・8058F・8064F

6両固定編成…8252F・8253F・8254F・8256F・8257F・8258F・8259F・8260F・8261F・8262F・8263F

※注意…8063Fのクハ8063以外は蛍光灯のまま

《交換済》

4両固定編成…8065F・8066F

6両固定編成…8265F・8266F

※注意…8066Fのクハ8066のみ東芝ライテック製、それ以外は蛍光灯からの交換

《リニューアル当初からLED照明》

4両固定編成…8055F・8059F・8060F・8061F・8062F・8063F

※注意…8063Fはクハ8063のみLED照明

※注意…廃車除籍処分済みの8251F・8255F・8264FはLED照明への交換は過去になし