2022年10月4日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形最後の非リニューアル車両で、最後のレーティッシュカラーでもある1058F(4両固定編成)のうち、クハ1058・デハ1008が13日に車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲鉄道開業150周年の鉄道の日の前日、1000形最後の非リニューアル車両、最後のレーティッシュカラーである1058Fの北館林荷扱所への旅立ちが始まり、クハ1058・デハ1008が大野総合車両所を去る。
同編成は2012年からオリジナルカラーからレーティッシュカラーに変更されて以降、クハ1058の連結器は使用されませんでしたが、撤去されることなく廃車除籍処分まで存置されていました。また車体側面部のブランドロゴマークや車番の撤去作業などを行った関係でレーティッシュカラーとなる前のオリジナルカラーであるロイヤルブルーが一部で見えている状態での搬出となりました。この次は1058Fのデハ1108・クハ1158が大野総合車両所から旅立つ予定です。
【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年10月13日現在 合計98両/全体196両(休車中を除く)
※下線部は箱根登山鉄道専任編成(編成禁止ラベルあり)
*4両固定編成…7編成(28両)
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。
*休車中(廃車除籍)…4両
内訳…1062F
*廃車済…98両 ※解体車両(廃車予定を含む)のみ、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】合計90両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1058F(クハ1058・デハ1008・デハ1108・クハ1158)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1251F(クハ1251・デハ1201・デハ1301・サハ1351・デハ1401・クハ1451)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)
【車両単体で廃車】合計8両、下記以外の活用車両は現在の1097F(10両固定編成)
1055F(クハ1155)
1081F(クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481)
1255F(クハ1255)
【車両改造で除籍】合計20両、現在の1095F・1096F(いずれも10両固定編成)
1052F(クハ1052・デハ1002・デハ1102・クハ1152)
1056F(クハ1056・デハ1006・デハ1106・クハ1156)
1252F(クハ1252・デハ1202・デハ1302・サハ1352・デハ1402・クハ1452)
1256F(クハ1256・デハ1206・デハ1306・サハ1356・デハ1406・クハ1456)