2022年10月2日

【イベント運転以外ならOK】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形の1編成丸ごと貸切プランを初実施

2022年10月1日より、小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形(50001F50002Fの片方)を1編成貸切にできる『小田急線周遊プラン』(喜多見検車区唐木田出張所経由)・『小田原行プラン』(大野総合車両所経由)が初めて実施されました。初日は50002Fが使用されました。
▲ロマンスカー“VSE”50000形貸切プランの初回の充当はなんと50002Fであった。現在の受付は2023年1月以降に利用する分である(2023年4月以降に利用する分は別途案内がある)。基本的にイベント運転時以外であれば貸切が可能である。
▲特別団体専用列車で起用されることが多い“VSE”50000形50001F。同形式は2編成あるが貸切を計画される際はイベント運転日になるべく重ならないよう注意してほしい。

偶然にも私は移動中に貸切プランに充当された50002Fと海老名(OH32)~厚木(OH33)間ですれ違っており、14時30分過ぎに回送されていたことを考慮すると、初回の貸切プランは土曜休日B-2の『小田原行プラン』(大野総合車両所経由)で運転されたものと思われます。貸切プランでは江ノ島線は走行しませんが、小田原線を中心に疾走するロマンスカー“VSE”を記録するチャンスが増えるのはありがたいことですね。このプランは平日にも設定できるので、平日でももしかしたら同形式を見ることができるのかもしれません。

またロマンスカー“VSE”に関連して、11月5日と6日にロマンスカー“VSE”50000形と東日本旅客鉄道相模線を乗り継ぐツアーを開催することが発表され、後者はE131系500番台(一部580番台)に統一されてから初めての団体専用列車充当となります。このツアーでは11月5日参加分、6日参加分では申し込み先のサイトが異なるほか(展望席の場合は追加料金込みでの料金にも注意)、さらには朝の集合時間が早いのでご注意を。これは海老名検車区でロマンスカー“VSE”50000形の撮影会を開催するためです。特別団体専用列車は10時半過ぎに海老名(OH32)を出発、いったん大野総合車両所へと向かいます。大野総合車両所から今度は小田原(OH47,JT-16)まで移動、小田原から東日本旅客鉄道相模線のE131系500番台(または580番台)に乗車、貨物線経由で茅ケ崎(JT-10)に移動して、湘南・相模統括センター(旧茅ケ崎運輸区)で205系500番台とE131系500番台の撮影会が実施されることとなります。そのあと再びE131系500番台に乗車し、海老名まで戻って終了となります。