2021年3月2日

【YNBへ変更も】相模鉄道10000系10702F(10両固定編成)が東日本旅客鉄道長野総合車両センターを出場、甲種輸送される

2021年3月1日、相模鉄道10000系10702F(10両固定編成)が入場先の東日本旅客鉄道長野総合車両センターを出場し、所属先のかしわ台車両センターまで甲種輸送されています。制御装置は交換されており、“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装の10701Fと同じものです。
▲制御装置を更新して帰ってきた10000系10702F(10両固定編成)。この時点で塗装変更は実施されていないものの、2021年度の3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”への変更対象の編成となるのだろうか。
▲前回の10000系10701Fでは同系列で初めて制御装置更新工事が施工されたため、2代目塗装のまま走行試験が実施されていたが、営業運転に入ることはなかった。そのあと3代目塗装に変更されて廃車除籍となった9000系9701Fと入れ替わるように営業運転に復帰している。

前回施工の10701Fでは制御装置が初めて更新されたため誘導障害試験を含めて試運転を繰り返し行ってきましたが、2020年度に3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装(内装外装は吊革や座席モケット、前照灯の変更、種別行先案内表示器のフルカラーLED化、ステッカー類の貼り替えなど)の変更が実施されており、10702Fも同様の動きになる可能性がありますね。残る10000系の制御装置未更新編成は8両固定編成(全5編成)と10708F(10両固定編成)となります。もしも番号順で制御装置更新工事を施工すると考えると次は8両固定編成の10703Fとなりそうですが、10両固定編成に施工となると8000系8707Fの事故廃車の影響で導入されたラストナンバーの10708Fとなるので、10000系の制御装置更新工事の施工がいったいどの編成になるかは読めませんね。