2021年3月10日

【一足早いお別れ】最後の『湘南ライナー』『おはようライナー新宿』を収める

2021年3月10日、私はこの日出勤する機会があり、東日本旅客鉄道東海道線へ。平塚(JT-11)で最後のライナー券(520円)を購入し、品川(JT-03,JO-17)へ向かうため『湘南ライナー8号』(3728M列車)で移動します。
215系横コツNL-3編成。3454M列車。『おはようライナー新宿24号』は横コツNL-3編成が充当。小田原(JT-16)発車後に貨物線に転線する『湘南ライナー6号』(3726M列車)、このあとに乗車する『湘南ライナー8号』(3728M列車)とともに215系が充当される列車であり、215系が3連続するのです。3726M列車は残念ながら逃してしまいましたが、そのあとの3454M列車をキャッチ。
側面の『おはようライナー』幕をキャッチ。『ホームライナー小田原』とは縁がありませんでしたが、快適な通勤を支えた『湘南ライナー』系統の功績は小さくありません。後継列車の特急『湘南』は現行の『湘南ライナー』系統とほぼ同じ停車駅を引き継ぎ、乗車専用駅・降車専用駅がないため、乗降は『湘南ライナー』よりも自由になります。ただし大船(JT-07)・藤沢(JT-08)以西で快速列車の扱いとなっていた『湘南ライナー』系統がなくなり特急に格上げされることで大船以西の乗車であっても特急券(指定席特急券または座席未指定券)が必要となるので注意が必要です。

平塚では『湘南ライナー8号』(3728M列車)を利用するため並び、列車入線前にライナー券の確認に来た駅員に購入したライナー券を見せたうえで乗り込みます。この日は横コツNL-2編成の充当でした。『湘南ライナー8号』は平塚からの場合、2号車が指定されました。この車両はちょうど電動車(モハ214-2)だったので、最後の界磁添加励磁制御のモーターを聞くことができました。この列車は平塚から貨物線に転線します。『湘南ライナー』として最後の乗車ということで、動画で記録に残しました。
武蔵小杉(JO-15,JS-15)手前まで貨物線を走行し、武蔵小杉から横須賀線に入るため、品川では横須賀線ホーム13番線に到着。そこで下車し見送りました。個人的には通勤時のプチ贅沢という感覚でしたが、運転終了と判明したときから出社のタイミングで使うことが多くなっていました。これらの列車はE257系2000番台・2500番台に引き継がれますが、同系列を使用する列車でも東京(JT-01,JO-19)の横須賀線・総武快速線地下ホームに到着する便が設定されるようです。

今までありがとう、『湘南ライナー』。