2021年3月24日、西武鉄道9000系9103F(元“RED LUCKY TRAIN”)がワンマン運転対応改造工事を終えて武蔵丘車両検修場を出場し、上石神井車両基地を経て玉川上水車両基地へと自走回送されました。
▲入場前は赤色基調にクリーム色の太い帯をまとっていた9000系9103Fだが、出場後はクリーム色の太い帯がなくなり、赤一色となった。9000系は全車解体処分となった桃色以外の3色が維持されたが、9103Fは赤一色、9108Fは紺一色となっているのも面白い。
▲9000系のワンマン運転対応改造は9103Fで4編成目。ラストとなる9104Fの出場をもって終了するものと思われる。多摩湖線での運用を終了した新101系は逆に狭山線で運用されており、同線ではなぜか4扉車の2000系から変更されている。
今回出場した9103Fの元“RED LUCKY TRAIN”はクリーム色の帯が撤去され、赤一色となっています。側面部の幕式表示で種別を表示していた部分は塗装と同じテープ(9103Fでは赤色)で隠されています。9000系は全8編成(80両)のうち5編成(20両)が多摩湖線ワンマン運転向けに転用され(内訳は9102F・9103F・9104F・9105F・9108F)、最終的に同系列の車両数は最盛期の4分の1となりますね。