2021年3月20日

【デハ8400消滅】小田急電鉄8000形8251F(チョッパ制御更新車)のデハ8301・デハ8401が北館林荷扱所へ陸送される

2021年3月19日、廃車除籍処分となった8000形8251F(6両固定編成)のうち、デハ8301・デハ8401が車体を分割のうえ大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲8000形8251Fの中間電動車2両が大野総合車両所から旅立つ。写真手前から3両目の3号車は数少ないデハ8400形(デハ8401)であり、それ以外の編成はVVVFインバータ制御への変更とともにデハ8400形から付随車化されサハ8450形に形式変更されている。

このうち下り方から3両目の3号車は貴重なデハ8400形(それ以外は基本的にサハ8450形)であったため、デハ8400形の形式消滅で8000形の3号車はすべて付随車となりました。同形式の登場は1982年で、来年2022年には定期営業運転を終了した東日本旅客鉄道185系(0番台)が活躍した期間と同じ、登場から約40年となります。チョッパ制御更新車の2本と踏切事故の当該編成が廃車となったのは残念ですが、残った編成には少しでも長く生き延びてほしいと思っています。あくまで個人的な想像に過ぎませんが、2代目5000形の次に出てくる新型の通勤形電車が出てくるときは8000形も危ういかもしれませんね。同じく廃車が進んでいる1000形よりも先輩ですから…。

【8000形の在籍状況】※2021年3月5日現在
4両固定編成…16編成(64両) 6両固定編成…13編成(78両) 合計142両
【廃車除籍済編成】
6両固定編成…3編成(18両) ※1編成は踏切事故による廃車