2021年3月12日、小田急電鉄1000形1756F(ワイドドア車)の試運転列車が運転されました。海老名検車区から相武台前(OH30)近接の留置線まで運転されたようです。
▲ダイヤ改正前日に試運転をしていた1000形1756F。ワイドドア車の6両固定編成が試運転に使用されたが、夜間留置の運用が増加する関係がありそうか。
この試運転では相武台前で夜間留置に使用されていなかった12番構内留置線に入線したようで新たに12番構内留置線を入出庫する運用があるものと思われます。これらの留置線にはダイヤ改正までは6両固定編成および8両固定編成の運用が留置されていたほか(10両編成は1番ホームまたは4番ホームに夜間留置となる)、東京地下鉄千代田線の乗り入れ車両(東京地下鉄16000系または東日本旅客鉄道E233系2000番台)が20番構内留置線に留置されていましたが、相武台前での留置が1本増えるのかは分かりませんが、あまり使用されていなかった12番構内留置線が試運転で使用されるということは、ダイヤ改正で使用が再開される形になるものと思われます。ダイヤ改正後の12番構内留置線には6両固定編成の夜間留置となるのでしょうか。
またこれとは別に新たに興味深い運用が出てきました。8両編成のB運用で新たに新百合ヶ丘(OH23)の多摩線3番ホームに停泊し、そこを出庫する運用があるようです。調べてみると、新平日・土曜休日B20運用(?)の編成がそのまま留置され、翌日そのまま新平日・土曜休日B21運用に流れるというものです。新百合ヶ丘での夜間留置は主に1番ホームと6番ホームに8両固定編成、7番構内留置線に6両編成、8番構内留置線に10両編成となっており、新百合ヶ丘での夜間留置が1本増えたことになります。となると新宿(OH01)から来る新百合ヶ丘止まりの列車で3番ホームに到着する列車があるものと思われます。今回の改正で実施中の終電繰り上げ・初電繰り下げも運用の変化や留置先の変更に少なからず影響していそうですね。