2021年3月26日

【搬出完了】小田急電鉄8000形8251F(チョッパ制御更新車)のデハ8501・クハ8551が北館林荷扱所へ陸送される

2021年3月25日、廃車除籍処分となった8000形8251F(6両固定編成)のうち、デハ8501・クハ8551が車体を分割のうえ大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲8000形8251Fの下り方2両(写真手前2両)が大野総合車両所から旅立つ。この車両の陸送をもって8000形の廃車の動きは一旦落ち着くが、小田急電鉄の現役車種のなかでは唯一の白色のボディであるほか来年には登場から約40年となる。また1000形の動向には注意だ。

このうちクハ8551は貫通扉のほかに側面帯の無い状態であったため、前回の8255Fと同じような状況で何らかの帯色の試験を実施していたものと思われます。これで8000形チョッパ制御更新車と踏切事故で解体処分となった8264Fの3編成の除籍が終了し、同形式の動きは一旦落ち着くことになります。この次は1000形でリニューアルされていない全編成の動向が気になります。なお10両固定編成の1092Fについては3月22日の6403レ(平日E63運用)で運用を終え、23日に大野総合車両所に編成を分割されてそのまま入場する動きを見せていたので、おそらくリニューアル更新工事に向けた動きだと思います。まさかの1097Fの検査入場をもって1092Fのリニューアルに向けた動きをするとは思いませんでしたね。

【8000形の在籍状況】※2021年3月5日現在
4両固定編成…16編成(64両) 6両固定編成…13編成(78両) 合計142両
【廃車除籍済編成】
6両固定編成…3編成(18両) ※1編成は踏切事故による廃車