2021年3月26日

【土浦以北最終列車】東日本旅客鉄道E531系0番台水カツK417編成、乗用車と衝突し一部が燃える

2021年3月26日未明(25日24時過ぎ)に、東日本旅客鉄道E531系0番台水カツK417編成(クハE531-17以下10両)が常磐線土浦以北の最終列車である1269M列車(勝2453←品2234)に充当されていたとき土浦~神立間で乗用車と衝突し炎があがり、10号車のクハE531-17の一部にも燃え移りました。
▲常磐線土浦~勝田間の最終列車、上野東京ラインの1269M列車でまさかの悲劇に見舞われたE531系0番台水カツK417編成。写真手前側のクハE531-17の一部が焼け焦げている。E531系は2020年に車内安全カメラを設置した0番台編成を増備しているため、代替新造が考えられるが…?

事故被害にあった水カツK417編成は2006年に現在の総合車両製作所新津事業所、グリーン車のみ川崎重工業兵庫工場で製造され、付随車は初期編成のグリーン車組み込みの際に外されたものから転用されています(9号車がセミクロスシートではなくロングシートなのはそのため)。事故当時はクハE531-17が脱線していることも確認されています。基本編成は事故当該を含む26編成(260両)が在籍しているため、当面の間水カツK417編成以外で運用を回すものと思われます。E531系は2020年も増備されている編成がいるため、事故当該車両の復旧のために代替新造があるのか注目されます。ただE233系1000番台宮サイ177編成が復旧を断念して解体処分とされたこともあり、予想は困難ですね。