2021年3月11日

【ラストナンバー】小田急電鉄5000形5056Fが川崎重工業兵庫工場を新製出場、甲種輸送される

2021年3月8日から9日にかけて、川崎重工業兵庫工場にて製造された小田急電鉄5000形5056F(クハ5056+デハ5006+デハ5106+サハ5156+サハ5256+デハ5206+デハ5306+サハ5356+デハ5406+クハ5456)の甲種輸送が海老名検車区まで行われています。
▲今年度導入分のラストとなる5000形5056Fが無事に出場したことで当初の計画通り予定数の6編成が出揃った。この編成の導入で置き換えられる1000形の動向が注目される。5055Fの導入で8000形チョッパ制御更新車(8251F)と1000形4両固定編成のリニューアル対象外の編成(1053F)が廃車除籍処分となっている。

この編成はサハ5356とクハ5456以外が2代目の番号となっており、5056Fの出場で予定通り所定の6編成が揃いました。この先も1000形ワイドドア車置き換えのために2021年度の増備があるのかが注目されそうです。まもなく就役1年(2年目)を迎える同形式ですが、就役から約半年間は最初の2編成(5051F・5052F)については前面部・側面部のフルカラーLED式種別行先案内表示器に表示される種別と行先の文字のサイズが小さめでしたが、現在はすでに修正されています。今回の5055Fにおける種別行先案内表示器に表示される文字のサイズが注目ポイントとなりそうです。現在もリニューアルされていない1000形(特に4両固定編成の1051F・1062Fとワイドドア車)の動向が注目されます。