2018年10月31日

【駅舎一新】小田急電鉄小田原線参宮橋(OH03)の改良工事を実施へ

2018年10月30日、小田急電鉄が東京都渋谷区にある小田原線参宮橋(OH03)の改良工事の詳細を発表しました。

▲参宮橋には6両編成・8両編成の各駅停車(写真)のみが停車する(ただし大晦日に限り、上り『ニューイヤーエクスプレス』2号が停車する)。同駅の駅名標には括弧書きで『明治神宮最寄駅』と記載されている。改札口は2番ホーム直結の1ヶ所のみ。上下ともホームの下り方2両分がすでに延伸されているが、現時点で延伸部分への立入りはできない。

参宮橋は通常は小田原線の各駅停車のみの停車ですが、明治神宮の最寄駅であり、大晦日には本厚木(OH34)始発の新宿(OH01)行き『ニューイヤーエクスプレス』2号が停車するほか、代々木公園や参宮橋公園にも至近となっています。改良工事では『木と緑に溶け込む「杜」の玄関口』をコンセプトに駅舎の外観を一新するほか、駅前空間の拡大やトイレのリニューアルなどを行います。ホームの屋根はストレート屋根ですが、改良工事では折板屋根に変更するとともに、上家や壁面に木材を使用することでホームの快適性を向上させます。改良工事は来月(2018年11月)に着工し、2020年9月の竣工を予定しております。
▲現行ホームから新しい島式ホームへの切り替えに向けて工事中の代々木八幡(OH04)。現在でも島式ホームへの変更・延伸工事が続けられており、ホームは下り方向に延伸し、ホームの基盤部分がまずは完成。次にホームの上り方(写真手前側)に下りていくエスカレーター部分やホーム下り方に設置されたエレベーター部分が少し姿を現している。

一方で現在工事が進められている代々木八幡ですが、現在は島式ホームの基盤が完成し、エスカレーター、エレベーターの工事が進められている状況です(10月27日現在)。この工事のため代々木上原(OH05)~新宿間の各駅停車の10両編成化がまだ行われない状況です。代々木八幡では駅の下り方にあった踏切2ヶ所のうちホームに近い1ヶ所を閉鎖して、その部分をホーム延伸に活用しているので、新たな島式ホームでは上下列車の撮影が可能になりそうです(ただし上り列車を撮る時は先端付近上部の高架道路が気になるところだが・・・)。