2018年10月9日

【転用改造へ】東京急行電鉄2000系2001Fが長津田車両工場に入場

2018年10月3日、東京急行電鉄田園都市線向けだった2000系2001F(『サークルK』編成)が所属先の長津田検車区から長津田車両工場に入場するため回送されていたことが分かりました。2002Fと同様に大井町線に転用するためと思われます。
▲最後まで原型を保っていた2000系2001Fが長津田車両工場に入場した。なぜかクハ2101の広告ステッカーだけが残り、それ以外の広告ステッカーは撤去された状態で回送された。なお2003Fが大井町線仕様になっているのが確認されているため、2001Fも大井町線への転用の可能性が高い。
▲田園都市線仕様から大井町線仕様に変更された2000系2003F(写真右側)。9000系(写真左側)とそっくりで制御装置や車両番号を確認しない限り、ほとんど見分けがつかない。

同編成は入場直前の10月3日の平日37K運用が最終運用で、037-072レA737K列車が田園都市線2000系としての最後の充当列車でした。2020系の増備が進む中で田園都市線から最初に2000系がすべて撤退したことになります。また同系列は現役最後まで『サークルK』を貫き、東武鉄道スカイツリーラインに乗り入れることは一切ありませんでした。今後は2001Fも大井町線仕様に転用されるものと思われ、今後の動きが注目されます。田園都市線で『サークルK』となって残る系列・編成は8500系8606F(幕車)・8642F(VVVF試験車)、8090・8590系(8694F・8695F)であり、新型車両2020系は現時点で2121F・2122Fが東武鉄道スカイツリーラインに乗り入れ、2123F・2124F・2125Fは引き続き『サークルK』の状態で運用されています。

※10月10日一部記事を修正