2018年10月11日より、小田急電鉄3000形3273F(日本車両製造6次車:6両固定編成)の車内LCD式旅客案内表示器が従来の15インチ1画面から17インチワイド2画面に増強されているようです。同編成には『小田急TV』対応化工事が行われていたものと思われます。
▲3000形では3272F(川崎重工業5次車)に続いて車内LCD式旅客案内表示器の2画面化(つまり『小田急TV』対応化)の工事を受けていた3273F(日本車両製造6次車)。6両固定編成の6次車では初めての施工で、3274F・3275F(いずれも日本車両製造6次車)にも普及しそうだ。
同形式6次車では8両固定編成の3661F・3662F・3663Fの3編成に施工済みですが、6両固定編成での施工はこの編成が初めてのことです。3000形への『小田急TV』対応化工事は5次車の3272F以来となり、同形式全体では15編成目(6両固定編成が3267F~3273Fの7編成、8両固定編成が3658F~3664Fの7編成、10両固定編成が1編成)の施工となります。3273Fと同じ6次車の3274F・3275F、他の4次車以降の編成の動向が注目されます。
【3000形の『小田急TV』対応化編成 ※2018年10月16日現在】
4次車(旧東急車輛製造):3267F・3268F
5次車(川崎重工業):3269F・3270F・3271F・3272F・3658F・3659F
6次車(日本車両製造):3273F・3660F・3661F・3662F・3663F
7次車(日本車両製造):3664F・3081F(元3665F、中間増備車含む)
※青色・・・ロイヤルブルー帯の編成、青色・・・インペリアルブルー帯の編成
※3000形で最初の施工は6両固定編成の3267F。8両固定編成で最初の施工は3663F。