2018年10月16日

【転用改造へ】東日本旅客鉄道209系500番台八ミツC508編成が秋田総合車両センターへ

2018年10月15日、東日本旅客鉄道三鷹車両センター所属の209系500番台八ミツC508編成(クハ209-508以下10両)が回送先の豊田車両センターから秋田総合車両センターまで配給輸送され、入場しました。他路線への転用改造工事と走行機器の更新工事のためと思われます。

▲中央・総武線から209系500番台の菱形パンタグラフ搭載編成がすべて消滅した。転用改造工事で武蔵野線向けが有力と思われ、『(仮)千ケヨM83編成』になるものと予想される。

▲【イメージ】武蔵野線の209系500番台の菱形パンタグラフ搭載編成(千ケヨM81編成:写真)。

この編成の配給輸送により、中央・総武線の209系500番台から菱形パンタグラフを搭載する編成がすべて消滅し(ただし転用後の武蔵野線向けの500番台編成と川越線・八高線向けの3500番台編成については菱形パンタグラフは存置されている)、残りはすべてシングルアームパンタグラフを搭載する3編成(八ミツC510編成・八ミツC511編成・八ミツC512編成)のみとなります。元八ミツC508編成は10月13日に方向転換を行って三鷹車両センタ―に戻り、翌14日に豊田車両センターに自走回送されていました。今後は武蔵野線向けの転用改造工事と制御装置の更新工事が施工されるものと思われます。落成当初から菱形パンタグラフを搭載しているため、出場時には『(仮)千ケヨM83編成』になるものと予想されます。

【209系500番台転用改造工事の状況(2018年10月15日現在)】
< >・・・入場先 [  ]・・・転用路線
水色は入場中 橙色は転用改造工事施工済み

元八ミツC501編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ51編成
元八ミツC502編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ52編成

元八ミツC503編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ53編成
元八ミツC504編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ54編成
元八ミツC505編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ55編成
元八ミツC506編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM81編成
元八ミツC507編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM82編成
元八ミツC508編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM83編成
元八ミツC509編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM84編成

現八ミツC510編成・・・<??>[??????]
現八ミツC511編成・・・<??>[??????]
現八ミツC512編成・・・<??>[??????]
元八ミツC516編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM74編成


※注意※
編成番号が抜けている理由はクハ209-513以下が千ケヨM71編成、クハ209-514以下が千ケヨM72編成、クハ209-515以下が千ケヨM73編成となっているため。