2018年10月24日

【最後の走行】小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7004Fが大野総合車両所に廃車回送される

2018年10月22日、小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7004Fが海老名検車区(海老名[OH32])から大野総合車両所(相模大野[OH28])まで臨時回送されました。同編成のデハ7004の運転台には引退を惜しむプレートが置かれていたため、廃車のための回送と思われます。
▲海老名検車区から大野総合車両所までの短い区間ではあったが、愛称表示器に『回送』と表示して最後の自力走行を見せてくれたロマンスカー『LSE』7000形7004F。大野総合車両所の構内で解体待ちをするものと思われる。
▲最後のツアー客を乗せて10月13日にラストランを行ったときのロマンスカー『LSE』7000形7004F(写真は愛甲石田[OH35]にて)。

同編成は10月13日に新宿(OH01)→小田原(OH47)→秦野(OH39)間で臨時列車でのラストランを行い、20日・21日には海老名検車区で行われた『小田急ファミリー鉄道展2018』にて35番留置線で『さがみ』を表示して展示されていました。側面部(サハ7054・デハ7204・デハ7604・サハ7154)の引退記念ロゴマークは最後まで掲出されたままでした。なお同形式は2021年に海老名西口に誕生するロマンスカーミュージアムに保存されることになっており、中間車は少なくとも解体処分になるものと思われますが、すでに廃車となっている7003Fの先頭車のデハ7003・デハ7803のみが解体されず残っており、7004Fは先頭車を含む全車両が解体となるのか先頭車を残して解体となるかは不透明です。