2018年10月22日

【引退惜別】『小田急ファミリー鉄道展2018』でロマンスカー『LSE』7000形が最後の展示

2018年10月20日・21日、小田急電鉄海老名検車区で『小田急ファミリー鉄道展2018』が開催され、事業用車のほか同月13日でラストランを終えたロマンスカー『LSE』7000形7004Fが展示されました。
▲毎年10月恒例の『小田急ファミリー鉄道展』で13日のラストラン後にもかかわらず、現役最後の展示となったロマンスカー『LSE』7000形7004F。このあと同編成は大野総合車両所に向けて廃車回送されるものと思われる。

10月13日にラストランを迎えたロマンスカー『LSE』7000形7004Fは喜多見検車区に戻りましたが、17日に海老名検車区まで臨時回送され、展示に向けた準備をしていたものと思われます。同編成は海老名検車区東側の35番留置線でパンタグラフを下ろした状態で展示され、朝早くから並んでいた鉄道ファンを含めて多くの来場者が引退したロマンスカー『LSE』に向けてシャッターを切っていました。なお前面部の愛称表示器は『さがみ』で固定されていました。無事に展示を終えた7004Fは今後廃車回送されることが予想されます。ただし同編成の廃車解体時期については詳細に判明していないため、当面は大野総合車両所などで留置になる可能性が高いですが、いずれにしても解体までの動きには気をつけたいものです。現在は7003Fの先頭車のデハ7803・デハ7003と7004Fの13両が存在し、7004Fは先頭車以外が解体となるのか、それとも全車両が解体となるのかというところが最大の焦点だと思います。