2018年10月27日

【8両編成】西武鉄道の新型特急形車両が甲種輸送される

2018年10月26日より、日立製作所笠戸事業所を新製出場した西武鉄道の新型特急形車両(8両編成)が小手指車両基地まで甲種輸送されています(東日本旅客鉄道管内は武蔵野線の新秋津[JM-31]まで)。牽引機はEF210形106号機が担当しています。
▲西武鉄道の有料特急列車『小江戸』(新宿線)・『ちちぶ』・『むさし』(池袋線)で全12編成(84両)が現役で運用中の10000系。同系列は7両編成であるが、日立製作所笠戸事業所を出場した新型特急形車両は8両編成に増車されている。新型特急形車両の登場で10000系の動向が注目されている。ラストランバーの10112F(写真2枚目)でも新製は2003年であり、約15年経過している。

現時点で編成番号や系列名は明らかになっておらず謎のままとなっています。側面窓は従来よりも拡大されたものとなっているほか、先頭車には漢字表記の『西武鉄道』ロゴがあり、8号車を除く偶数号車にはシングルアームパンタグラフが搭載されており、現時点で電動車と付随車の比率は不明です。ロゴマークや車両番号と思われる部分は青色のシートで隠されているようです。最後尾には埼玉西武ライオンズの『レオ』のぬいぐるみが乗せられていました。新型特急形車両の詳細が気になりますねぇ。この車両は8両7編成が投入されるため、そのうちの1編成目となります。小手指車両基地に所属となるのでしょうか。西武鉄道の車両が日立製作所笠戸事業所で製造されるのは30000系38118F以来のことですが、特急形車両では10000系10112F以来で約15年ぶりとなります。