2018年11月10日からの一部日程で、京王電鉄が2代目5000系を使用して有料座席指定列車『Mt. TAKAO号』を運転すると発表しました。京王電鉄が上りのみで有料座席指定列車を走らせるのは初めてのこととなります。
▲『京王ライナー』向けに導入された京王電鉄5000系(2代目)。京王電鉄で初めて上りの有料座席指定列車を走らせる。同系列の導入により、7000系8両固定編成が付随車を抜いた6両固定編成になったり、廃車解体になったりしている。
運転日は11月10日・11日、17日・18日、21日~25日に限られ、高尾山口(KO-53)→新宿(KO-01)の片道で運転されます。指定席料金は『京王ライナー』と同じ一律400円で、運行当日の朝7時から発車5分前まで高尾山口でのみ購入できます。平日と土曜休日では運転ダイヤが異なりますのでご了承ください。なお途中停車駅はありませんが、平日は定期0136レ、土曜休日の2本目は定期3166レの直後を走行するダイヤ(土曜休日の1本目は定期3154レの直前)となるため、一部運転停車する駅があります。
【Mt. TAKAO号 運転ダイヤ】
〈駅名表記〉宿・・・新宿、山・・・高尾山口
《平日》 ※11月21日・22日運転
山1504→宿1554
《土曜休日》 ※11月10日・11日、17日・18日、23日~25日運転
山1501→宿1554
山1709→宿1809
▲台風24号で駅間の崩れたブロック塀に衝突しスカートが破損した9000系9704F(8両固定編成:写真3枚目右側)。9000系の先頭車には解結装置付きの連結器が備えられていたため、10両固定編成の9749F(写真4枚目)に牽引された。このため9000系同士の18両が見られた。
京王電鉄絡みで余談になりますが、新たに新線新宿(S-01)にホームドア(4番ホームは京王電鉄仕様、5番ホームは東京都交通局新宿線仕様)が設置されることになったほか、10月1日に9000系9704Fが明大前(KO-06)~代田橋(KO-05)間にて台風24号で崩れたブロック塀に衝突してクハ9704のスカートが破損し、9000系9749Fに牽引されて同系列の18両で回送されました。