2018年10月28日

【高速化目的?】東日本旅客鉄道E6系秋アキZ9編成が山形新幹線に入線し試運転

2018年10月26日と27日、東日本旅客鉄道E6系新幹線の秋アキZ9編成が試運転を山形新幹線(福島~新庄間)で実施しました。同系列が山形新幹線に入線するのは異例のことです。
▲山形新幹線区間に入線したE6系秋アキZ9編成。山形新幹線と秋田新幹線はいずれも7両編成(11号車~17号車)であり、既存の在来線(前者は奥羽本線、後者は奥羽本線・田沢湖線の一部区間)を改軌して新幹線路線と直通運転を行えるようにした『ミニ新幹線』である。

E6系が通常の営業列車では入線しない山形新幹線区間で試運転を行ったのは異例です。これは山形新幹線の車両がE3系1000番台(仙カタL53編成・仙カタL54編成・仙カタL55編成:後者の2本は元0番台)、E3系2000番台でほぼ統一されており、山形新幹線区間での高速化を狙った試運転と思われます。なお秋田新幹線の車両で山形新幹線に入線したのは当時のE3系0番台秋アキR1編成が『S8編成』を名乗っていた時のみで、E6系では今回が初めてのことと思われます。