2018年10月20日は小田急電鉄小田原線を撮影。今回は海老名検車区東側で毎年行われている『小田急ファミリー鉄道展2018』に向かうことにしました。なお21日は別件の用事で行けないため、この日に絞ってみました。
まずは地元の伊勢原(OH36)で軽く撮影してから海老名(OH32)に向かいます。
8000形8060F+8260F。1210レ(土曜休日E41運用)。これに乗車して移動しました。
ロマンスカー『EXE』30000形30056F+30256F。0970レ(土曜休日N42N62運用)。海老名ではなんと同駅始発の『モーニングウェイ』を収めることができました。しかも海老名検車区出庫直後です。
海老名西口の階段付近には2021年春ごろにオープンする『ロマンスカーミュージアム』建設予定地の空地に看板が設置されている様子が確認できました。看板にデザインされている車両は左からロマンスカー『RSE』20000形、ロマンスカー『HiSE』10000形、ロマンスカー『SE』初代3000形です。
正面の入口に入って列を移動しながらも約3時間並びましたが、私が覚えている限りでは午前7時の時点ではすでに50人程度(もしくはそれ以上)が並んでいたかのような印象を受けました。
午前10時に開場し、主にロマンスカー『LSE』7000形7004Fの撮影を目的に、同編成が留置されている場所に直行しました。
まずは海老名検車区東側35番留置線で展示されたロマンスカー『LSE』7000形7004F。デハ7804側を真正面から撮りました。パンタグラフが下ろされていたため、愛称表示器が動くことはありませんでしたが、なんと主に新宿(OH01)~小田原(OH47)間を結ぶ愛称の『さがみ』を表示していました。
愛称表示器のアップ。なかなか『さがみ』として『LSE』を撮影できる機会は少なかったのでなんだか嬉しかったです。
ロマンスカー『LSE』7000形7004Fにはいろいろな思い出が詰まっています。地元からの特急料金620円を出して『はこね』(当時の90号:旧平日N31運用)として乗車したり、特別団体専用列車『LSEで行く小さな旅』に当選して思い出作りをさせていただいたなど、いろいろ思い出しながら撮影をしていました。
全体を入れて撮ってみました。ラストランを終えて引退しただけに人出が多くなるのも頷(うなず)けます。
臨時列車(臨時特急を含む)では何度でも撮った『LSE』ですが、昨年2017年のファミリー鉄道展に参加できなかった悔しさと本当に最後の『LSE』の雄姿を収めるためにもこの日にかけた甲斐がありました。
展望席は定期運用時には一度も座れませんでしたが、『小さな旅』では最後の思い出として座りました。
車番を順番に収めました。まずは『デハ7804』。
続いてはパンタグラフを備える『デハ7704』。
続いては車椅子対応設備のある『サハ7154』。
側面の引退記念ロゴマークはそのままでした。廃車解体処分前に撤去するのでしょうか。
車両番号『デハ7604』。
小田急電鉄のブランドロゴマーク。2008年に制定されてから約10年が経ちました。時の流れは早いなぁ。
デハ7504の制御装置。連接台車だったのでデッキならモーター音が聞こえていましたねぇ。
車両番号『デハ7504』。デハ7804からデハ7504までは青色の座席です。
車両番号『デハ7404』。デハ7404からデハ7004までは赤色の座席です。
車両番号『デハ7304』。
車両番号『デハ7204』。
再び側面の引退記念ロゴマーク。
車両番号『サハ7054』。
車両番号『デハ7104』。パンタグラフを搭載しており、私が『小さな旅』で乗車した車両です。
そして『デハ7004』。この車番は何度収めたことか・・・。
デハ7004側からも収めました。定期運用時に『さがみ』として見られたのは数える程度。『さがみ』のメインはロマンスカー『EXE』30000形でしたからねぇ・・・。
デハ7004側の真正面から。展示車両が『LSE』と事業用車だけであった分、『LSE』メインの撮影にすることができました。
このイベント展示が終了したあとは大野総合車両所へ廃車回送されるものと思われます。13日のラストラン後は喜多見検車区にいましたが、17日に海老名検車区に臨時回送で送り込まれていたので、廃車回送もイベント終了後数日中と考えた方がいいのかもしれませんね・・・。
デハ7004側の展望席。よく見るとなぜかデハ7804・デハ7004ともに運転台につながる昇降ハシゴがかけられたままでした。
最後にデハ7804側から1枚収めて、撮影の締めくくりとしました。
今回海老名検車区東側で留置されていたロマンスカー『EXE』30000形。左から30055F(28番留置線)、30057F(26番留置線)となっていました。予備留置の可能性があります。またモーター音の全密閉化で注目された3000形3663F(日本車両製造6次車)の姿も確認しました。
最後にロマンスカー『LSE』7000形に向けてメッセージを書き入れ、第1会場をあとにしました。このようなイベントを開催してくださった小田急電鉄に最大限の感謝を申し上げます。
今回は『LSE』中心でしたが、次の目的地があったので約1時間5分の滞在でした。その詳細はこの次の記事で紹介しようと思います。