2024年11月17日

【バスで代替も】東日本旅客鉄道京浜東北線大井町(JK-19)のホーム拡幅のための線路切替工事による運転変更を実施

2024年11月17日初電車(4時台)から16時30分頃まで、東日本旅客鉄道京浜東北線大井町(JK-19)の北行ホーム(1番線)の拡幅のための線路切替工事実施に伴い、蒲田(JK-17)~品川(JK-20)間で列車を運休し、両駅で折り返し運転が行われました(全列車各駅停車で運転)。
▲線路切替工事実施前に今年8月中旬から南浦和(JK-42)・大宮(JK-47)寄りのホームドアの一部(8号車~10号車の3両分)が撤去された大井町。当該部分のホームドア再設置は2025年8月となる予定だ(写真の電車はE233系1000番台都サイ126編成)。
▲通常では設定のない『各駅停車 品川』を表示するE233系1000番台(写真は2019年11月の高輪ゲートウェイ(JK-21)のホーム設置に伴う工事の関係で運転された時のもの)。北行では2019年11月に品川発着で運転されているが、南行では珍しいものとなった。
▲東急電鉄池上線では全区間、大井町線では一部区間で振替輸送が実施された。大井町線は7両固定編成の急行と5両固定編成の各駅停車(田園都市線内の一部通過は緑各駅停車、停車は青各駅停車)が存在するが、池上線は全列車3両固定編成で通過運転はない。

これはホームの南浦和・大宮寄りの改札口に繋がる階段・エスカレータ・エレベータの通路を拡幅するためで、工事前の時点ではエスカレータは2基とも1番線・2番線ホームに繋がる下り専用となっています。また工事に備えて同駅1番線の8号車・9号車・10号車分のホームドアが同年8月中旬頃から撤去されていました。なおホームドアの再設置は2025年8月を予定しています。工事時間帯では東海道線(上野東京ライン)の列車が走るものの、京浜東北線の列車が走らなくなるため、京浜急行電鉄本線一部区間や東急電鉄池上線全線・大井町線一部区間などで振替輸送が実施されました。大井町と蒲田は京浜東北線以外の路線があるものの大森(JK-18)では京浜急行電鉄バス大森営業所を中心としたバス路線がメインで、京浜急行電鉄本線大森海岸(KK-09)から徒歩でアクセスすることもできたようです。なお線路切替後の試運転列車にはE233系1000番台都サイ175編成が使用され、そのあと全線での運転を再開しました。

なお2025年8月までは大井町1番線の8号車~10号車付近のホームドアが未設置(再設置前)であることにご注意ください。