2024年6月6日から小田急電鉄大野総合車両所にリニューアル更新工事の施工のため入場していた3000形3271F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)が重要部検査を受けて同年11月27日に出場し、小田原線で試運転を実施しました。これで同形式8編成目のリニューアル車です。
▲大野総合車両所88番構内留置線で前面部ロゴマークのない状態で検査を通す前の姿で留置されていた3000形3271F。旅客用扉は交換されずそのままで、車内防犯カメラはアンデス電気株式会社ではなく八幡電気産業株式会社のものになっているものと思われる。.JPG)
▲リニューアル更新工事施工前はロイヤルブルー帯を巻いていた3000形3271F。現存の6両固定編成の5次車でロイヤルブルーを維持するのは3270Fのみである。.JPG)
▲前回施工された3000形3269F。残る非リニューアル編成は入場中の3272Fを除くと6編成(3270F・3273F・3274F・3275F・3276F・3277F)である。各年度で最初に施工された編成は旅客用扉が交換されるため、少なくともあと2編成(以降も3編成ずつのリニューアル更新工事施工となった場合を想定)の旅客用扉交換が実施されることは予想がつきそうだ。
2024年度リニューアル更新工事施工の2編成目(3000形では通算8編成目)の検査出場ということで、近くに運用復帰を果たすものと思われます。前回の3269Fでは3000形6両固定編成の予備としても機能する8000形の入場などの都合が絡んで出場翌日に運用復帰を果たす形となっていました。3000形6両固定編成のリニューアル更新工事は2024年度の3編成18両が3269F・3271F・3272Fの5次車に決まり、残る6編成は来年度以降の施工が予想されています。非リニューアル車の6両固定編成は3次車以降に限定すると、5次車は3270F、6次車は3273F・3274F・3275F、7次車は3276F・3277Fで、5次車は3270F次第ではありますが入場となれば5次車への施工が完了に近づきます。6次車・7次車は未施工ですが、いずれも帯はリニューアル前の時点で変更済みであることから、リニューアル入場の際に帯変更が必要となるのは3270Fだけになります。7次車は新製された当初から種別行先案内表示器がフルカラーLED式ではありますが、クハ3476の前面部は交換済みのほか、リニューアル更新工事施工時のフルカラーLED式の種別行先案内表示器の交換の有無が注目されます。
【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2024年11月27日現在
《2022年度》3編成(18両) 3265F・3266F・3268F
《2023年度》3編成(18両) 3263F・3264F・3267F
《2024年度》2編成(12両) 3269F・3271F
《現在入場中》1編成( 6両) 3272F
《現在未施工》8編成(48両) 3270F・3273F・3274F・3275F・3276F・3277F