2024年11月28日

【バスで代替か】東日本旅客鉄道久留里線久留里~上総亀山間が廃線(廃止)の意向か

2024年11月27日、東日本旅客鉄道千葉支社が収支率の低い久留里線の久留里~上総亀山間の運行を廃止しバスなどに転換する意向であることが分かりました。この路線は首都圏から最も近い非電化の路線でICカードは利用不可となっており、全列車がキハE130系100番台で運転されています。
▲久留里線で運用されるキハE130系100番台(写真はキハE130-108)。久留里発着が多く、全線走破する列車は少なめで、約5時間ほど運転時間帯がないこともある。ただし午後以降は久留里で上総亀山発着の区間列車に乗り継ぎができる場合がある。

久留里線は首都圏から最も近い東日本旅客鉄道の非電化路線であり、フリーパスの休日おでかけパスは利用できますが、ICカードが使用できない路線となっています。行き違いは横田と久留里のみで可能であり、久留里では折り返し列車もあります。久留里~上総亀山間では鉄道よりもバスの方が利便性が良く、東京八重洲バスターミナルと亀田病院(鴨川市)などを結ぶ高速バスの『アクシー号』は本数が多いです(これ以外にも『カピーナ号』がある)。久留里~上総亀山間が廃止されると、途中の平山・上総松丘の両駅も廃止となります。久留里~上総亀山間の路線廃止が今後どのような展開を迎えるのでしょうか。なかなか訪れる機会のない路線ですが、気になってはいます。