2022年3月27日

【定期運用終了後初の団臨運用】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形による『新生活応援号』運転

2022年3月26日、小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形が3月12日ダイヤ修正前日の定期営業運転を終了してから初めての特別団体専用列車である『新生活応援号』に充当され、50001Fが新宿(OH01)→小田原(OH47)、50002Fが片瀬江ノ島(OE16)→新百合ヶ丘(OH23)→小田原の経路でそれぞれ運転されました。
▲定期営業運転終了から2週間、ロマンスカー“VSE”50000形50001Fが小学校入学を迎える子どもとその親たちを乗せて小田原線を駆け抜けた。展望席では前3列の座席の向きを変え、撮影会の会場とされた。
▲定期営業運転終了から2週間、ロマンスカー“VSE”50000形50002Fが小学校入学を迎える子どもとその親たちを乗せて江ノ島線と小田原線を疾走した。写真では分かりにくいのだがよく見ると座席の取っ手の部分に花のような装飾がされている。
▲特別団体専用列車充当後は喜多見検車区へ臨時回送で戻るロマンスカー“VSE”50000形。このうち50002Fでは撮影用のボードである『新生活応援号』が掲示されており、あたかもヘッドマークを出しているかのようであった。

ロマンスカー“VSE”50000形が3月11日の定期営業運転終了後、初めての特別団体専用列車の運用ということで50001F・50002Fの両方とも充当され、特に江ノ島線始発で運転された50002Fは朝の時間帯に珍しく江ノ島線に入線するという光景が展開されました。新百合ヶ丘では8番構内留置線で折り返す光景も展開されました。さらには大野総合車両所92番留置線に珍しく構内での車両牽引に使用されるパンタグラフ付き事業用車であるエコが留置され、新宿寄りに『新1年生おめでとう みらいへはばたけ!』と書かれたメッセージが掲げられていました。このあと50001F・50002Fともに喜多見検車区へと回送されています。この次の特別団体専用列車は4月16日・17日に予定されている謎解き向けのものとなります。特別団体専用列車の運用がないときは基本的に喜多見検車区留置ですが、事情で大野総合車両所に回送されて入場ということがありそうですね。