2022年3月13日

【211系を313系転属で…?】東海旅客鉄道315系の神領車両区への投入で313系が大垣車両区・静岡車両区に転属に?

2022年3月5日から東海旅客鉄道中央本線向けに神領車両区に配置された315系海シンC編成(8両固定編成)が名古屋(CA68,CF00)~中津川(CF19)間で営業運転を開始しましたが、これに伴って211系0番台(海シンK51編成・海シンK52編成)が廃車除籍処分となり、神領車両区に配置されていた313系(8000番台元セントラルライナーを含む)の転属が実施されているようです。
▲(イメージ)東海旅客鉄道の主力は313系(写真はいずれも大垣車両区配置編成)だが、中央本線名古屋~中津川間は特急『しなの』や名古屋~瑞浪(CF14)間の『ホームライナー瑞浪』(いずれも383系使用)以外の普通列車・快速列車を315系ですべて置き換えるようである。
▲(イメージ)211系は0番台2編成の廃車ですべて東海旅客鉄道発足後の新製車両に。ところが神領車両区から313系が大垣車両区と静岡車両区などに転入してきており、動向が注目されることになりそう。

これは中央本線名古屋~中津川間の運用を2022年3月12日のダイヤ改正ですべて8両編成で統一するとともに、新型車両315系(8両固定編成)を神領車両区に集中的に投入することで211系と313系を置き換え、313系は大垣車両区および静岡車両区に転配し、順次211系を置き換えていくものと思われます。313系は元『セントラルライナー』で活躍した8000番台以外は大垣車両区に順次転属していますが、8000番台海シンB204編成・海シンB206編成は静岡車両区に転属しています(番号は静シスS4編成・静シスS6編成に変更)。8000番台は普通列車・快速列車のほかにホームライナーとしても使用することを想定しているのでしょうか。静岡車両区に転属したということは、運用範囲は熱海(JT-21,CA00)から豊橋(CA42,CD00)までの東海道本線を中心とした広範囲ですが、熱海への入線もあり得るのでしょうか。これまでの313系とは車内設備が異なるので、普通列車での運用となればかなりの異彩を放ちますね。