2022年3月11日をもって、東日本旅客鉄道相模線車両(205系500番台・E131系500番台)の横浜線直通列車がすべて運転を終了し、橋本(JH-28)~八王子(JH-32)間への乗り入れも終了しました。これは相模線のE131系500番台への統一と車掌が乗務しないワンマン運転の導入に伴うものです。
▲1991年3月の相模線の電化開業時から約31年間使用され、横浜線直通列車にも使用されていた205系500番台。すでに定期営業運転を離脱しており、路線名『相模線』と『八王子』の表示はもう見られない。ちなみに相模線から横浜線に直通する列車は2015年3月のダイヤ改正以降は朝の3往復、夕夜の3往復の6往復の設定であった。
▲相模線のワンマン運転に対応する車両として2021年11月18日から営業運転に投入されたE131系500番台。横浜線直通列車にも使用されていたが、横浜線での営業運転は約4ヶ月で撤退となってしまった。なおこの系列の行先対応表には『ワンマン 八王子』の表示も準備されているが、使用されることはなさそうだ。
横浜線に直通するダイヤは2022年3月ダイヤ改正前の時点で朝に3往復、夕夜に3往復の合計6往復が設定されており、相模線内基準では平日下りは茅ヶ崎発の6時台、16時台最後から17時台にかけて八王子行き3本ずつの6本が橋本行きを挟む形で設定されているほか、土曜休日下りは茅ヶ崎17時45分発から18時20分発までの3本連続で八王子行きとなっているのが特徴でした。最終日は1761F列車~1860F列車(平日61F運用)に横コツG-07編成、1765F列車~1964F列車(平日65F運用)に横コツG-04編成、667F列車~766F列車(平日67F運用)に横コツG-08編成、671F列車~770F列車(平日71F運用)に横コツG-09編成、1675F列車~1874F列車(平日75F運用)に横コツG-11編成、683F列車~882F列車(平日83F運用)に横コツG-02編成がそれぞれ充当されました。
【相模線車両の横浜線直通列車(平日ダイヤ)】
《下り》八0718←茅0604 671F列車 八1811←茅1647 1675F列車
八0748←茅0626 667F列車 八1839←茅1717 1761F列車
八0819←茅0654 683F列車 八1912←茅1747 1765F列車
《上り》八0724→茅0844 770F列車 八1820→茅1936 1874F列車
八0755→茅0913 766F列車 八1847→茅2012 1860F列車
八0825→茅0944 882F列車 八1918→茅2036 1964F列車
【相模線車両の横浜線直通列車(土休ダイヤ)】
《下り》八0720←茅0603 663F列車 八1855←茅1745 1783F列車
八0739←茅0626 679F列車 八1915←茅1758 1765F列車
八0820←茅0708 767F列車 八1936←茅1820 1871F列車
《上り》八0732→茅0844 762F列車 八1900→茅2014 1982F列車
八0748→茅0905 778F列車 八1921→茅2036 1964F列車
八0845→茅0958 866F列車 八1943→茅2053 1970F列車