2022年3月15日

【最後の2000系旧タイプ8両固定編成】西武鉄道2000系2007F(8両固定編成)が2022年4月に運用を終了、引退(廃車除籍)へ

2022年3月15日、西武鉄道新宿線・拝島線で運用されている南入曽車両基地所属の2000系2007F(8両固定編成)が2022年4月に定期営業運転を終了し、同月24日・26日にラストランのイベントを行うことが発表されました。
▲1977年~1979年にデビューした旧タイプの2000系8両固定編成のラストである2007Fがついに引退へ。この編成は廃車除籍処分となることが予想され、旧タイプの2000系は6両固定編成と2両固定編成のみとなる。

旧タイプの2000系8両固定編成は2001F・2003Fの廃車で2007Fのみが残り、6両固定編成も2027F・2031F・2033Fを残しており、2両固定編成とともに動向が注目されています。種別行先案内表示器がフルカラーLED式のままであったり、デジタル無線方式に更新された編成は今後も残ることが予想されますが、そうでない編成は注意が必要かもしれませんね。新2000系でも2519Fが廃車除籍処分になったこともありますので、なるべく記録をとりましょう。なお3月29日より貫通扉にヘッドマークが、側面部にステッカーを掲出して運転される予定です。なお10両編成で運用される場合に限り、クハ2007・クハ2008は2両固定編成が上り方・下り方のどちらかに連結されるかで編成中間に入ることがあります。

2007Fのイベント列車ですが、24日運転分は池袋線池袋(SI-01)→飯能(SI-26)→芦ヶ久保(SI-34)→(回送区間で)西武秩父(SI-36)→所沢(SI-17,SS-22)→新宿線小平(SS-19)→拝島(SS-36)→西武新宿(SS-01)という行路での運転が予想され、池袋線や新宿線を走破するというものです。26日運転分は南入曽車両基地から横瀬車両基地への廃車回送を兼ねて新所沢(SS-24)→所沢→飯能→横瀬(SI-35)という行路で運転されるようです。2007Fは私も1年間だけお世話になったことがありましたが、その編成も廃車になってしまうということで、非常に残念ですね。