2022年3月12日

【変わる宇都宮線】東日本旅客鉄道E231系1000番台・E233系3000番台の宇都宮線宇都宮~黒磯間の乗り入れが終了

2022年3月11日をもって、東日本旅客鉄道宇都宮線(上野東京ライン)でE231系1000番台・E233系3000番台(宮ヤマ・横コツ)の宇都宮~黒磯間の乗り入れ(205系600番台の代走運用を含む)が終了しました。なお黒磯に直通する最後の列車(宇都宮以北は最終列車)である1662E列車(熱1852→黒2339)にE233系3000番台宮ヤマU630編成が充当されました。
▲東海道線熱海(JT-21)始発で東京(JT-01)・上野(JU-02)を経由、宇都宮線黒磯まで1都4県を跨ぎ、運行距離は約268km、所要時間約4時間40分の長旅は二度とできない。熱海発黒磯行きの最後に充当されたのはE233系3000番台宮ヤマU630編成だった。かつて日中時間帯にも1本あったが、この1662E列車は宇都宮以北最終列車となっていた。
▲2022年3月ダイヤ改正で消滅した上野方面からの黒磯行き。上野東京ライン開業前は上野発着、上野東京ライン開業後は熱海発の最長列車として運転されていた。
▲上野東京ライン開業前に撮影した黒磯行きの表示(E231系1000番台)。宇都宮線内完結列車(上野行き以外の列車)は上野~大宮(JU-07)間で同一線路を走る高崎線との誤乗防止のため、E231系1000番台では行先表示のみ、E233系3000番台では宇都宮線表示と行先表示が緑色で表示されていた。

この列車は小金井までE231系1000番台宮ヤマU2編成を併結して運転され、小金井以北はE233系3000番台宮ヤマU630編成の単独運転となりました。その列車を乗り通すと確実に宿泊が必要なため(雀宮までなら大宮まで戻れる可能性はある)、その列車を狙うために宿をとった人も多いのではないでしょうか。宇都宮~黒磯間と日光線では京葉線や埼京線から転用された205系600番台の定期営業運転が終了となりました。宇都宮~黒磯間では全定期列車がE131系600番台でのワンマン運転となり、3両編成または6両編成での運転となります。