2022年3月5日、小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形を使用した特別団体専用列車『令和版走る喫茶室』(8001レ)が新宿(OH01)→小田原(OH47)で運転されました。この特別団体専用列車の運転に伴い土曜休日N34運用がロマンスカー“MSE”60000形で代走となりました。
▲回送列車以外で進行方向側の先頭車の展望席に誰もいない珍しい光景だが、『令和版走る喫茶室』として小田急相模原(OH29)をゆっくり通過するロマンスカー“GSE”70000形70051F。この次の相武台前(OH30)1番ホームで待避した。
▲ロマンスカー“GSE”70000形70051Fが特別団体専用列車に充当された関係で土曜休日N34運用の代走に使用されたロマンスカー“MSE”60000形60252F。この日は土曜休日に増発の『ふじさん』の運転もあったため、海老名検車区で休んでいた60053F以外はフル稼働だ。
▲通常では相武台前1番ホームに入線するはずだった6591レ(土曜休日B20運用)に充当の3000形3656F。ただし今回は特別団体専用列車の都合で2番ホーム発着に変更された。
側面部のフルカラーLED式愛称行先案内表示器には任意愛称表示機能を用いて『令和版走る喫茶室』と表示されましたので、始発駅の新宿および途中待避で停車した相武台前で撮れたファンはラッキーだったでしょうね。この日の展望席を備えるロマンスカーの運用は土曜休日N31運用(GSE固定運用)が“GSE”70000形70052F、土曜休日N32運用が“VSE”50000形50002F、『スーパーはこね』の運用がある土曜休日N33運用が“VSE”50000形50001F、特別団体専用列車の充当で代走となった土曜休日N34運用はロマンスカー“MSE”60000形60252Fがそれぞれ充当されました。この特別団体専用列車の設定で70051Fを相武台前1番ホームに待避させるように変更したため、下り6591レ(土曜休日B20運用)は相武台前は1番ホーム発着(約4分間停車)のところを2番ホーム発着に変更されました。なお小田急相模原通過時は特別団体専用列車が下り6591レ(土曜休日B20運用)の後続でしたが、相武台前で停車時間が約4分あったため、ほんのわずかな時間ですが特別団体専用列車がそれに追いつき並ぶ形となりました。