2021年7月20日の5117レ~5331レ(平日A34運用)をもって運用を離脱して廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1755F(ワイドドア車6両固定編成)のデハ1905・クハ1955が8月30日に車体を分割され大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲廃車除籍となった1000形1755Fのデハ1905・クハ1955が群馬へと旅立つ。これで全6両の陸送が完了することになる。
▲残存している数少ないワイドドア車の1754F・1756F。1755Fの次に廃車除籍処分となる編成が決まれば最後まで残る編成も判明することになる。
これで1000形1755Fの全6両の陸送が完了しました。この編成も1753Fと同様にサハ1855は元先頭車の改造で付随車化された車両で下り方1番ドアがワイドドアではありません。これで残るワイドドア車は1754F・1756Fのみとなっています。4両固定編成ではレーティッシュカラーの1058Fと1061Fについても注意が必要で、4両固定編成で最後の現役のロイヤルブルー帯である1051Fについては特別団体専用列車に使用されたあと、廃車除籍処分となることが考えられます。大野総合車両所88番構内留置線西側にいる1062Fは引き続き休車状態ですが、廃車除籍処分となることは確定していますからね。
【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2021年8月30日現在 合計140両/全体196両(リニューアル中を含む)
※青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想
※青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想
紫色…箱根登山鉄道と兼用、緑色…リニューアル更新工事施工
*4両固定編成…10編成(40両、リニューアル28両、レーティッシュ8両)
内訳…1051F・1057F・1058F・1061F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*4両固定編成…10編成(40両、リニューアル28両、レーティッシュ8両)
内訳…1051F・1057F・1058F・1061F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*6両固定編成…5編成(30両、ワイドドア12両)
内訳…1251F・1253F・1254F・1754F・1756F
*10両固定編成…7編成(70両、リニューアル60両、大規模改造30両)
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。
*リニューアル更新工事中…10両
内訳…1092F
内訳…1092F
*休車中…4両
内訳…1062F
*廃車確定済…52両 ※搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
内訳
【編成単位で廃車】 合計44両
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1901・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
【車両単体で廃車】 合計8両
元クハ1155(元1055F)・元クハ1255(元1255F)
元クハ1081・元デハ1031・元デハ1131・元デハ1331・元デハ1431・元クハ1481(元1081F)