2021年8月26日

【いよいよ希少に】東急電鉄8500系8619Fが長津田車両工場に廃車回送される

2021年8月25日、東急電鉄8500系8619Fが24日の平日36K運用で長津田検車区に入庫後、そのまま運用を離脱し、所属先から近接の長津田車両工場へ自走回送されました(回92K)。廃車除籍処分のためと思われ、解体のため搬出されるものと思われます。
▲8500系8619Fが。8617Fが廃車除籍となって以降は最古参であった。これで8500系は青帯の8637Fを含む4編成(40両)となった。

同編成も8628Fと同様に一般座席のモケットが茶色と黄金色ではなく赤色オンリーとなっていた編成です。座席モケットが赤色オンリーの編成は消滅します。結果として残る8500系は8622F・8630F・8631F・8637Fの4編成(40両)となりました。このうち8637Fは青帯で“Bunkamura号”のラッピング電車として運転されていますが、廃車除籍処分までこの姿で走るのでしょうか。また赤色の座席モケットをもつのは8630Fの一部車両となっています。これと前後して総合車両製作所横浜事業所から2020系の28編成目となる2148Fが出場し、長津田検車区に配置されました。2130F以降と同様にサハ2420・サハ2520・デハ2820の座席人数が変更されているほか、当初からLED照明と一体になった車内防犯カメラを設置しているため、貫通路連結部分の上部への設置が省略されていますね(防犯カメラ作動中のステッカーに変更)。