2021年8月11日

【8両編成の予備留置活用】小田急電鉄2000形2056Fが10両編成運用の平日E62運用に代走で充当

2021年8月10日、所定では小田急電鉄1000形、3000形、5000形など10両編成による平日E62運用(6514レ6687レ)を海老名名検車区予備留置(土曜休日B11運用相当)の2000形2056F(8両固定編成)が代走しました。ダイヤ乱れでの10両編成の代走運用はありますが、車両不足での終日の代走運用は珍しいものとなります。
▲10両編成の不足を補填するため海老名検車区予備留置の編成を活用し海老名検車区入出庫の平日E62運用を2000形2056Fが代走した。11日にも代走が行われている。
▲4000形の車両不足で8月の3連休(山の日が8月8日に移動したが日曜日にあたるため9日は振替休日)は3000形8両固定編成が土曜休日C13運用を代走した。

これは8月6日に3588レ(平日E28運用)に充当されていた5000形5056Fの車内で男の刃物所持による傷害事件でダイヤが乱れたことで当該編成が喜多見検車区で現場検証のため運用を離脱していること(充当形式が車内防犯カメラ設置車両であったためその映像を警視庁に提供できたようですが)、これの穴埋めとして喜多見検車区に(一旦)入庫後に留置されていた4000形が急遽用いられた可能性があり、そのために4000形の車両不足が生じたこと、また海老名検車区出庫で東京地下鉄千代田線直通運用(C運用)に同形式を充てる必要があることから、海老名検車区入出庫運用で終日にわたって新宿(OH01)発着の各駅停車の運用となるのが平日E62運用だったというわけです。