2021年8月7日

【続々入線】小田急電鉄1000形1066Fがリニューアル更新工事後初の箱根登山鉄道運用に

2021年8月6日より、小田急電鉄1000形1066F(4両固定編成・リニューアル車)が単独運用の平日111運用(6831レ)に充当され、7日に土曜休日112運用(7205レ7319レ)に充当され、リニューアル更新工事後初の箱根登山鉄道運用となりました。
▲2014年度に1000形で最初に施工されたリニューアル更新車の1066Fが1063Fに引き続き初めて箱根登山鉄道区間の運用に進出した。1066Fは2014年度に施工された最初の編成だ。

1000形リニューアル更新車の箱根登山鉄道入線は1066Fで3編成目となります。専任編成のレーティッシュカラーの1000形の廃車除籍が進んだことで同形式リニューアル車の箱根登山鉄道区間への入線が実現したわけですが、このときはレーティッシュカラーの1060Fが廃車除籍処分となったことでその代替が必然的にリニューアル車になりました(この時点ではクヤ31形の電源供給車を兼ねる1051Fがレーティッシュカラーで初めて廃車除籍処分となった1059Fの代替で箱根登山鉄道運用に入っていた)。充当車両次第では箱根登山鉄道区間で日中時間帯のすべての運用(112運用~114運用)が1000形4両固定編成のリニューアル車になる可能性もあります。

1000形4両固定編成のリニューアル車の3本目が箱根登山鉄道運用を開始したことにより、1051F・1058F・1060Fの動向が注目されます。このうち1051Fは7日のクヤ31形との定期検測運転(架線検測は実施されず)の電源供給車に充当されました。箱根登山鉄道運用とクヤ31形の電源供給車を兼ねるため、動向に注意が必要な3編成と4両固定編成のリニューアル車をうまく駆使して4運用をやりくりしてますね。1000形4両固定編成でリニューアル車となってから箱根登山鉄道運用に進出していないのは1064F・1065F・1067F・1069Fの4編成となっています。いつか1000形4両固定編成リニューアル車の箱根登山鉄道運用も見てみたいです。