2021年8月10日

【4000形が不足の事態で】小田急電鉄3000形8両固定編成が3連休の土曜休日C13運用を代走

2021年8月7日から9日に、所定では10両固定編成の小田急電鉄4000形による固定運用の土曜休日C13運用(6534レ6409レ)を、海老名検車区予備留置(土曜休日B11運用相当)の8両固定編成が代走し、7日と8日は3000形3654F、9日は3657Fがそれぞれ充当されました。
▲4000形の車両不足で3000形8両固定編成が土曜休日C13運用を代走する事態に。写真は7日の土曜休日C13運用に充当された3000形3654F。私は偶然にも6567レで乗車している。
▲9日の土曜休日C13運用を代走した3000形3657F。仮に当該運用の代走がなかった場合は海老名検車区で終日留置となっているはずだった。

これは8月6日に3588レ(平日E28運用)に充当されていた5000形5056Fの車内で男の刃物所持による傷害事件でダイヤが乱れたことで当該編成が喜多見検車区で現場検証のため運用を離脱していること(充当形式が車内防犯カメラ設置車両であったためその映像を警視庁に提供できたようですが)、これの穴埋めとして喜多見検車区に(一旦)入庫後留置されていた4000形が急遽用いられた可能性があり、そのために4000形の車両不足が生じたこと、それの翌日が土曜休日ダイヤで海老名検車区出庫のC運用のうち、優等種別のみの運用に10両編成(所定は4000形)を充てる必要があることから、8時台に出庫する運用のうち、土曜休日C13運用が終日にわたって新宿(OH01)発着の各駅停車の運用、土曜休日C14運用が終日にわたって新宿発着の優等種別の運用ということで、後者を4000形としたことで、前者の8両固定編成の代走が実現しました。土曜休日C13運用が海老名検車区を入出庫する運用で各駅停車のみというのも大きいですね。

ただ10日からは再び平日ダイヤとなるため、車両のやりくりが注目されます。4000形1本を海老名検車区まで臨時回送させて対応するのか、はたまた乗り入れ車両(東京地下鉄16000系または東日本旅客鉄道E233系2000番台)がC運用を代走して穴を埋めるのか(平日では海老名検車区出庫運用のC運用はすべて千代田線直通となるため、他社車両でも十分可能)、気になるところですねぇ。