2021年8月16日、東武鉄道の特急列車『りょうもう』に使用されていた南栗橋車両管区館林出張所所属の200系208Fが北館林荷扱所へ自走回送されました。廃車解体のためと思われます。
▲特急『りょうもう』の200系208Fが帰らぬ旅へ。200系では通算2編成目の廃車となる。この編成は2016年6月17日から2018年11月19日まで台湾鉄路管理局・普悠瑪号と同じ塗装となっていた。この編成を含む200系は完全新製車両の251Fを除き、1700・1720系から更新されており、座席や台車はこの系列から流用されていました。基本的に臨時特急運用以外は特急『りょうもう』のみで運用されており、2016年6月から2018年11月まで台湾鉄路管理局・普悠瑪号と同じ塗装に変更され、当該編成の『りょうもう』運用が公表されていました。200系はこれで残り8編成(48両)となりました。このうち205Fと209Fがローズレッド塗装にホワイトの太い線が入った1800系1819Fと同じ塗装に変更されて運用されることから、200系の動向が注目されることになりそうです。500系の増備は発表されていましたが、200系の置き換えについては言及されることはありませんでした。しかしながら一部の『りょうもう』が2020年11月に500系の『リバティりょうもう』になっていることから、実際に500系の投入で200系を直接置き換えていることになります。まだまだ増備が続けば200系も251F以外は廃車となる可能性があるかもしれません。