2021年8月22日、東武鉄道森林公園検修区に所属していた50000系51009Fが自走回送で寄居(TJ-39)へ自走回送されました。同系列は2019年12月に51008Fがスカイツリーライン系統に転属していることから、51009Fについても南栗橋車両管区に転属し、スカイツリーライン系統で運用されるものと思われます。
▲純粋な50000系ラストナンバーの51009Fもスカイツリーライン系統に移籍へ。このためスカイツリーラインから30000系がすべて撤退し、全15編成が東上線に集約される。一方のスカイツリーラインでは転属車を含めてすべて50000系列に統一されることに。
▲スカイツリーライン系統で運用されている50000系51008F(写真右側)。51009Fの転入により南栗橋車両管区の50000系列は東上線からの転属車が2編成、新製当初からの配置車が18編成の20編成となる。
▲とうとう森林公園検修区に移籍する30000系31609F+31409F。最後まで残っていた東京地下鉄半蔵門線・東急電鉄田園都市線直通対応車両だった。偶然かもしれないが9番編成同士のトレードである。
50000系51009Fは新製当初から東上線池袋(TJ-01)発着の列車のみで『TJライナー』および『川越特急』以外の全列車種別で運用されていました。この編成は女性専用車ステッカーの変更・追加と直通先となる半蔵門線・田園都市線直通改造工事を受けたうえでスカイツリーラインを中心に運用されていくものと思われます。これと入れ替わりで最後まで残っていた30000系31609F+31409Fが東上線に転属、森林公園検修区に配置のうえで運用されていくものとみられます。なおクハ36609とクハ31409はいずれもサハへと変更され、中間に入る先頭車に転落防止幌が設置されるものとみられます。偶然かもしれませんが、30000系と50000系の9番編成同士のトレードとなります。これらの動きが落ち着くと30000系の東上線転属およびスカイツリーラインの10両編成運用(T運用)の50000系列への統一が完了することになります。