2021年8月24日、東日本旅客鉄道185系0番台宮オオC3編成(クハ185-6以下5両)が疎開先の宇都宮運転所から郡山総合車両センターへ配給輸送されました。すべての車両が廃車解体処分になるものと思われます。
▲検査でピカピカのEF81形139号機に導かれ旅立った185系0番台宮オオC3編成。同編成は0番台で最後まで湘南色ブロック塗装を保っていた編成である。長野総合車両センターでの留置スペースや解体作業の進捗状況から郡山総合車両センターでも解体されることになったか。
185系0番台が長野総合車両センター以外で(郡山総合車両センターで)廃車解体処分となるのはこの編成が初めてとなりそうです。これは長野総合車両センターでの留置スペースのほか209系やE217系のほか185系の他編成の解体作業などもある関係から、所属先の大宮総合車両センターから宇都宮運転所へ疎開されていた宮オオC3編成が郡山総合車両センターへ送られたものと思われます。郡山総合車両センターでは415系1500番台(水カツ)や651系0番台(水カツ)・1000番台(宮オオ)の解体を行ったことがあることから、185系0番台の解体作業も受け持ちそうですね。ただし解体線の長さを考慮してか651系0番台・1000番台ともに付属4両編成のみであったことから、185系も郡山総合車両センターでの解体の際には付属5両編成(C編成)のみとなる可能性があります。
宮オオC3編成は先に長野総合車両センターへ送られた宮オオA8編成とともに2021年3月12日の最終下り『湘南ライナー17号』(当時3737M列車)に充当されていましたね。