2021年8月11日

【1000形1051Fの代替に?】小田急電鉄8000形8066F、クヤ31形連結対応工事施工へ?

2021年8月10日より、小田急電鉄大野総合車両所に留置中の8000形8066F(クハ8066+デハ8016+デハ8116+クハ8166)のクハ8166のみが切り離され、それ以外の3両のクハ8066+デハ8016+デハ8116が88番構内留置線で屋外留置となっています。これが何を意味するのでしょうか。
▲8000形8066Fは基本的には8266Fと組むが、8月7日の大野総合車両所入庫後に一時コンビを解消されていた。そのあと8066Fのクハ8166だけ切り離され、それ以外の3両が88番構内留置線で留置されている。
▲8000形8066Fはクヤ31形(写真手前1両)連結対応の改造工事に入った可能性がありそう。定期検測運転で電源供給車に使用されていた1000形1051Fの代替となるのだろうか。クヤ31形の電源供給車でもあった1000形ワイドドア車(1751F・1752F)の代替は8000形8065Fである。

下り方の先頭車だけが切り離されたということはクハ8166のスカート部分に小改造を施し、ジャンパ線受を設置しクヤ31形連結対応の工事を実施しているものと思われます。現時点でクヤ31形連結対応であるのは1000形1051Fと8000形8065Fの2本となっていますが、前者がリニューアルされていないことを考慮すると現在入場中の8066Fがその代替車に該当する可能性があります。1000形のときは1051F、1752F、1752Fの3編成がクヤ31形連結対応の電源供給車(このためクハ1951・クハ1952は連結器があった)となりましたが、8000形では現時点で8065Fのみですが、現在入場中の8066Fのクヤ31形連結対応工事施工が事実ならば、ほかにもう1編成、対応編成を準備するのか注目されます。8065Fと8066Fがいずれも営業運転に入っている、片方が運用に入って片方が検査入場しているなど、どちらも使用できないことも想定しないといけませんからね。