2021年8月12日、東日本旅客鉄道E257系5000番台宮オオOM-91編成が、臨時特急『さざなみ91号』(館1345←東1137)に充当され、営業運転に投入されました。この編成は11日に所属先から幕張車両センターまで自走回送されていました。
▲E257系0番台長モトM-105編成(写真)から生まれ変わった5000番台宮オオOM-91編成が営業運転に入った。クハE257-5105の前面部LEDには500番台と同じ絵柄の『さざなみ』、クハE256-5105の前面部LEDにはひらがなオンリーの『さざなみ』を掲出した。
波動輸送向けE257系5000番台の営業運転投入はこれが初めてです。『踊り子』向けに転用された2000番台とは異なり、4号車(元8号車)は半室グリーン車(サロハE257形)ままで一般座席自体も0番台時代のまま残されています。団体輸送など波動的に使うことを想定しているため自動放送はありません。今後の臨時特急にE257系5500番台が充当される可能性も出てきましたね。この宮オオOM-91編成の改造前の0番台長モトM-105編成のときにも臨時特急で内房線を走行したことがあります。