2021年8月5日、東日本旅客鉄道勝田車両センターに所属するE531系0番台水カツK409編成が自走回送で郡山総合車両センターに入場しました。制御装置とドアエンジンの更新工事を受けるものと思われます。なお踏切事故で被災した水カツK417編成のクハE531-17の代替で供出されたクハE531-9の代わりに水カツK461編成のクハE531-1011が組み込まれました。
▲郡山総合車両センターに自走回送されたE531系0番台水カツK409編成。深夜の踏切事故で被災した水カツK417編成のクハE531-17の代替でクハE531-9を供出したため、付属編成の水カツK461編成のクハE531-1011をクハE531-9の代替で組み込んだ。
▲水カツK409編成の新たな10号車となったクハE531-1011(写真手前)。同車両は付属編成の一部であることから、運用の関係で5号車にも10号車にも15号車にもなり得るため、号車番号ステッカーは貼付されていなかった。なお基本編成でのクハE531形1000番台は初めてである。
踏切事故当該車両の水カツK417編成のクハE531-17の代替にクハE531-9を供出したため、水カツK461編成のクハE531-1011を連結しました。この編成はクハE531-1011とともに制御装置更新工事とドアエンジン更新工事を受けるものと思われます。基本10両固定編成のクハE531形は0番台ですので、付属5両固定編成からの1000番台を連結したのは異例です。当面の間は水カツK461編成は運用できませんが、水カツK409編成に供出されたクハE531-1011の穴埋めをどうするのでしょうか。