2021年8月23日

【全編成17インチに】東急電鉄6000系6106Fの車内LCD式旅客案内表示器が15インチから17インチに更新される

2021年8月23日、東急電鉄6000系6106F(7両固定編成)が長津田検車区を出場、試運転が実施されました。この編成は車内のLCD式旅客案内表示器が従来の15インチから17インチワイドに更新されており、全6編成の車内LCD式旅客案内表示器の17インチへの変更が完了しました。
▲大井町線の急行専用車両の6000系では最後まで15インチの車内LCD式旅客案内表示器を搭載していた6106Fが17インチワイドのものに更新された。
▲新製当初から搭載されていた15インチの車内LCD式旅客案内表示器。3号車のデハ6300形の車内LCD式旅客案内表示器(2代目の“Q SEAT”車両を除く)は解体済の5000系6扉車のもの(主にドアランプのついているもの)から流用されており、青色の枠となっていた。

2008年の就役以降、これまで約13年間にわたって15インチの車内LCD式旅客案内表示器を搭載していましたが、2代目デハ6301・デハ6302の“Q SEAT”車両に合わせる形で既存車両の車内LCD式旅客案内表示器の17インチへの更新が実施され、残るは6106Fのみとなっていました。これにより同系列から15インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器を搭載する編成は消滅しました。