2021年7月21日

【全6両搬出完了】小田急電鉄1000形1753F(ワイドドア車6両固定編成)のデハ1903・クハ1953が搬出される

2021年7月1日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1753F(ワイドドア車・6両固定編成)のデハ1903・クハ1953が21日に車体を分割のうえ、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。これで1753Fの搬出が完了し、1062Fの動向が注目されます。
▲ワイドドア車1000形1753Fのデハ1903・クハ1953が大野総合車両所から旅立つ。これで1753Fは6両すべて旅立った。同形式ワイドドア車は残り3編成(18両)である。
▲10両固定編成の1092Fがリニューアル更新工事を受けている一方でいまだに休車状態の1062Fの動きに注意だ。長期間休車状態となっているが、1059F(レーティッシュ)・1752F・1753Fが先に搬出されたこともあり、この次の解体搬出の対象となるか。

ワイドドア車1753Fは6月中旬の運用を最後に休車となり、7月に廃車除籍処分となりました。このあと2両ずつ陸送され、今回の2両で1753Fの全6両の搬出が完了します。この次の陸送対象は1062Fになるものと思われます。なお置き換え車両の5000形は日本車両製造豊川製作所で製造された5058Fが21日の平日E12運用(1200レ)から営業運転に投入されました。この次の5059Fの登場で1000形のどの編成が廃車除籍処分となるのかが気になりますね。4両固定編成は1062Fはほぼ確実ですが、6両固定編成はワイドドア車となるかノーマルドアの編成となるのかが読めません。先に廃車とするならワイドドア車ですが…。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2021年7月10日現在 合計150両/全体196両(改造中を含む)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想
 紫色…箱根登山鉄道と兼用

*4両固定編成…11編成(44両、リニューアル28両、レーティッシュ12両)
内訳…1051F1057F1058F1060F1061F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…6編成(36両、ワイドドア18両)
内訳…1251F1253F1254F
1754F1755F1756F

*10両固定編成…7編成(70両、リニューアル60両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F
1096F1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*リニューアル更新工事中…10両
内訳…1092F

*休車中…4両
内訳…1062F

*廃車確定済…44両 ※搬出予定車両を含む
内訳
【編成単位で廃車】 合計36両
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1901・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)

【車両単体で廃車】 合計8両
元クハ1155(元1055F)・元クハ1255(元1255F)
元クハ1081・元デハ1031・元デハ1131・元デハ1331・元デハ1431・元クハ1481(元1081F)